【私立薬学部】ストレート合格率の上位5選|56校中22校が50%未満

薬学部受験情報館

私立の薬学部56校のうち、22校。

これは、入学した人のうち、6年で卒業してその年の薬剤師国家試験に合格した人の割合が、50%に届かなかった薬学部の数です。2017〜2019年度に入学した人の、3回分の平均で見た数字です。

大学のパンフレットやサイトでは、国家試験の合格率がよく紹介されています。大学どうしを比べるときによく使われるのは「新卒合格率」です。ただ、新卒合格率だけを見ていると、この数字は見えてきません。この記事では、薬学部を目指す受験生と保護者のかたに向けて、入学前に確かめてほしい「ストレート合格率」を、文部科学省と厚生労働省の公表データだけで整理します。

この記事の要点

  • 新卒合格率の分母は「その年に国家試験を受けた人」、ストレート合格率の分母は「入学した人」です
  • 私立56校で、ストレート合格率(直近3か年平均)がもっとも高かったのは北里大学の81.67%でした
  • 私立56校の単純平均は54.34%。50%に届かなかったのは56校中22校です
  • 国公立は、私立の順位とは分けて参考値として示します

目次

  1. この記事で分かること
  2. 新卒合格率とストレート合格率の違い
  3. 入学前に見るべきはストレート合格率
  4. ストレート合格率が高い私立薬学部5選
  5. 1位〜8位の一覧
  6. 私立56校の分布:50%未満は22校
  7. 下位5校の値と、新卒合格率との対比
  8. 国公立の参考値
  9. この記事の数字の見方(対象・出典・注意点)
  10. よくある疑問
  11. まとめ
  12. 動画でも解説しています

この記事で分かること

  • 新卒合格率とストレート合格率は、何を分母にした数字なのか
  • 受験生が入学前に見るべきなのは、なぜストレート合格率なのか
  • ストレート合格率が高い私立薬学部の上位5校と、1位〜8位の値
  • 私立56校の値がどう分布しているか(50%未満は何校か)
  • 国公立の参考値と、比べるときの注意点

新卒合格率とストレート合格率の違い

結論から言うと、2つの数字の違いは分母です。新卒合格率は「その年に国家試験を受けた人」、ストレート合格率は「入学した人」を分母にしています。数えている人が違うので、同じ大学でも値は大きく変わります。

国家試験の合格率は3種類ある

薬剤師国家試験の合格率には、厚生労働省の公表区分で次の3つがあります。

区分分母ひとことで
全体の合格率その回の受験者全員新卒・既卒などをすべて合わせた値
新卒合格率その年に卒業して受験した人大学どうしを比べるときによく使われる
既卒合格率前の年までに卒業して受験した人卒業後に受け直した人の結果

大学のサイトやパンフレットの「合格率」を見るときは、全体・新卒・既卒のどれなのかを、まず確かめてください。

新卒合格率とは

新卒合格率は、その年に卒業して、実際に国家試験を受けた人のうち、合格した人の割合です。分母は、新卒の受験者数です。公表しているのは厚生労働省です。

ここで注意が2つあります。

  • 「新卒」は、留年しなかった人という意味ではありません。 途中で留年した人も、その年に卒業すれば新卒に入ります
  • その年に国家試験を受けなかった人は、分母に入りません。

ストレート合格率とは

ストレート合格率は、入学してから6年で卒業し、その年の国家試験に合格した人の割合です。分母は、入学者数です。文部科学省の資料では「標準修業年限での国家試験合格率」と呼ばれています。

受験の世界では、「ストレート」というと、浪人せずに入学することを指す場合もあります。この記事でいうストレートは、入学してからの6年間の話です。浪人したかどうかは関係ありません。

なお、この記事の数字は、すべて薬学部の6年制課程の数字です。

分母が違うと、何が変わるのか

2つの数字の違いを、表にまとめます。

項目新卒合格率ストレート合格率
公表しているところ厚生労働省文部科学省
分母その年の新卒の受験者数入学者数
分子新卒の合格者数6年で卒業し、その年の国家試験に合格した人の数
留年を経て、その年に卒業して合格した人合格者に入る合格者に入らない(入学した年度の分母には残る)
その年に国家試験を受けなかった人分母に入らない分母に残る(合格者には数えない)

ストレート合格率では、途中で留年や休学をした人も、大学を離れた人も、6年で卒業したのにその年に受験しなかった人も、国家試験に合格しなかった人も、分母に残ったまま、合格者には数えられません。

このため、仕組みとして次のことが言えます。

受験する人が学力の高い人に限られると、新卒合格率は高く見えることがあります。でも、ストレート合格率は上がりません。分母が、入学した人の数だからです。

これは特定の大学の話ではなく、2つの数字の計算の仕組みの話です。

入学前に見るべきはストレート合格率

薬学部受験情報館は、入学前に見るべきなのはストレート合格率だと考えています。理由はシンプルで、受験生のあなたが立っているのは、入学する前の位置だからです。

スタート地点が、今のあなたと同じ

新卒合格率は、6年生になって、卒業して、受験までたどり着いた人の結果です。一方、ストレート合格率は、入学した時点から数えて、6年後にどうなったかを示します。

つまり、ストレート合格率は、スタート地点が今のあなたと同じ数字です。

新卒合格率も役に立つ

もちろん、新卒合格率に意味がないわけではありません。卒業して国家試験を受けた人が、どれくらい力を発揮できたかを見るには、役に立つ数字です。

ただ、入学してから卒業するまでの道のりは、新卒合格率には入っていません。だから、2つの数字をあわせて見ることが大切です。

数字分かること分からないこと
新卒合格率卒業して受験した人が、どれくらい合格したか入学した人のうち、何人が受験までたどり着いたか
ストレート合格率入学した人のうち、6年で合格までたどり着いた人の割合7年目以降に卒業・合格した人の状況

6年で卒業できるかは、お金の面でも大きい

6年で卒業できるかどうかは、お金の面でも大きな違いになります。

留年すると、学費と生活費だけでも1年で数百万円かかります。さらに、働き始めるのが1年遅れ、将来の収入が1年分失われると考えると、損失の合計はもっと大きくなります。

ストレート合格率は、高いほど、6年で薬剤師になれる可能性が高い、と読むことができます。ただし、この記事で紹介する数字は、すべて過去に入学した人の実績です。これから入学する人がその確率で合格する、という予測ではありません。

ストレート合格率が高い私立薬学部5選

私立56校のうち、ストレート合格率の直近3か年平均(第108〜110回)がもっとも高かったのは、北里大学の81.67%です。上位5校は次のとおりです。

比べ方

  • 対象:私立の薬学部56校(6年制課程)
  • 期間:2017〜2019年度に入学した人。国家試験でいうと第108回・第109回・第110回の3回分
  • 値:文部科学省が公表した各回のストレート合格率(%)を3回分で単純に平均し、小数第2位にそろえたもの
  • 順位:私立56校の中での順位。同じ値は同じ順位にする方式(今回の1位〜8位に同率はありません)
  • 物差し:私立56校の単純平均は 54.34%
  • 卒業生がまだいない新しい学部と、募集を停止した学部は外しています(くわしくは「この記事の数字の見方」)

上位5校の一覧

順位大学第108回第109回第110回3回分の平均
1位北里大学77.1%83.7%84.2%81.67%
2位慶應義塾大学77.7%75.8%77.5%77.00%
3位福岡大学72.2%77.9%80.5%76.87%
4位星薬科大学75.8%79.5%73.8%76.37%
5位京都薬科大学72.6%78.9%75.6%75.70%

※ 私立56校中の順位です。2017〜2019年度入学生(第108〜110回)の3回分の平均。

※ 徳島文理大学は、徳島と香川の2つの薬学部を別々に数えています。

出典:文部科学省「薬学部における修学状況等」(令和5〜7年度調査)

1位 北里大学:81.67%

3回分の平均は81.67%です。第108回が77.1%、第109回が83.7%、第110回が84.2%でした。

私立56校の中で、3回分の平均が80%以上だったのは、北里大学の1校だけです。

2位 慶應義塾大学:77.00%

3回分の平均は77.00%です。第108回が77.7%、第109回が75.8%、第110回が77.5%と、3回とも75%を超えています。

3位 福岡大学:76.87%

3回分の平均は76.87%です。第108回が72.2%、第109回が77.9%、第110回が80.5%と、3回続けて上がっています。

4位 星薬科大学:76.37%

3回分の平均は76.37%です。第108回が75.8%、第109回が79.5%、第110回が73.8%でした。

5位 京都薬科大学:75.70%

3回分の平均は75.70%です。第108回が72.6%、第109回が78.9%、第110回が75.6%でした。

1位〜8位の一覧

上位5校のすぐ下も、僅差で続いています。5位の京都薬科大学と6位の東邦大学の差は、1.60ポイントです。

順位大学第108回第109回第110回3回分の平均
1位北里大学77.1%83.7%84.2%81.67%
2位慶應義塾大学77.7%75.8%77.5%77.00%
3位福岡大学72.2%77.9%80.5%76.87%
4位星薬科大学75.8%79.5%73.8%76.37%
5位京都薬科大学72.6%78.9%75.6%75.70%
6位東邦大学75.2%76.8%70.3%74.10%
7位近畿大学72.8%77.7%70.6%73.70%
8位明治薬科大学79.0%70.8%70.8%73.53%

※ 私立56校中の順位です(同じ値は同じ順位にする方式。1位〜8位に同率はありません)。

※ 徳島文理大学は、徳島と香川の2つの薬学部を別々に数えています。

出典:文部科学省「薬学部における修学状況等」(令和5〜7年度調査)

5選に入らなかったから低い、ということではありません。

また、表の各回の値を見ると分かるように、同じ大学でも回によって数字は上下します。たとえば明治薬科大学は、第108回が79.0%で、この8校の中では第108回の値がもっとも高い大学です。1回分だけで比べると順位の見え方が変わるため、この記事では3回分の平均で比べています。

私立56校の分布:50%未満は22校

私立56校全体では、ストレート合格率(3回分の平均)が50%に届かなかった学校が22校ありました。私立の薬学部の約4割にあたります。

3回分の平均を、10ポイントごとの帯に分けて数えると、次のとおりです。

3回分の平均校数
80%以上1校
70%台9校
60%台12校
50%台12校
40%台11校
30%台8校
30%未満3校
計56校

※ 2017〜2019年度入学生(第108〜110回)の3回分の平均。

※ 徳島文理大学は、徳島と香川の2つの薬学部を別々に数えています。

出典:文部科学省「薬学部における修学状況等」(令和5〜7年度調査)

50%未満の22校の内訳は、40%台が11校、30%台が8校、30%未満が3校です。

「私立の薬学部に入れば、たいていは6年で薬剤師になれる」とは言えない、というのが、この分布から読み取れることです。

下位5校の値と、新卒合格率との対比

下から5校の値も見ておきます。ただし、大学名は出しません。 この記事の目的は、特定の大学を下げることではなく、「入学したから安心ではない」ことを知ってもらうことだからです。

私立56校中 52位〜56位

私立56校中の順位3回分の平均
52位30.90%
53位30.20%
54位26.57%
55位21.03%
56位20.90%

※ 大学名は掲載していません。2017〜2019年度入学生(第108〜110回)の3回分の平均。

※ 徳島文理大学は、徳島と香川の2つの薬学部を別々に数えています。

出典:文部科学省「薬学部における修学状況等」(令和5〜7年度調査)

新卒合格率と並べると、見え方が変わる

ここで、1位の北里大学と、私立56校中54位の大学について、2つの数字を並べてみます。

大学新卒合格率(3回分の平均)ストレート合格率(3回分の平均)
1位 北里大学89.97%81.67%
私立56校中54位の大学88.63%26.57%

※ いずれも第108〜110回の3回分の平均。新卒合格率は、厚生労働省が公表した各回の新卒合格率(%)の単純平均です(参考値)。

出典:ストレート合格率=文部科学省「薬学部における修学状況等」/新卒合格率=厚生労働省「薬剤師国家試験 大学別合格者数」

新卒合格率だけを並べると、2つの大学は近く見えます。ところが、ストレート合格率は81.67%と26.57%です。

2つの数字は、数えている人が違います。 新卒合格率は、その年に国家試験を受けた人の数字です。ストレート合格率は、入学した人の数字です。新卒合格率だけを見ていると、この違いには気づけません。

なぜこうなっているのか、その理由は公表データからは分かりません。分かるのは、入学しただけでは、6年で薬剤師になれるとは限らない、ということです。

入学がゴールではない

ここで伝えたいのは、特定の大学がよい、悪い、という話ではありません。

  • この記事の数字は、過去の入学者を統計的に見ただけのものです
  • 6年で合格しなかった人の中には、休学した人や、学部・学科を移った人なども含まれます
  • 上位の大学に入ったから安心、ということもありません

そのうえで、薬学部受験情報館としては、どの大学に入っても、入学してからの毎日の積み重ねが大切だと考えています。ストレート合格率は、6年で合格までたどり着いた人がどれくらいいるかを知るための数字です。入学がゴールではない、ということを、入学する前に知っておいてほしいのです。

国公立の参考値

国公立は、私立の順位には入れず、参考値として別に示します。

国立の一部の大学では、入学したあとに6年制課程の所属が決まるなど、数え方の条件が私立と少し違うためです。そうした大学では、分母が「6年制課程の所属が決まった時点の人数」になっています(文部科学省の注記による)。

国立:14校の単純平均

区分3回分の平均(参考値)
国立14校の単純平均82.91%

公立:各校の値

公立大学は、3回分の数字がそろう学校が少ないため、平均は出さずに1校ずつ示します。

大学第108回第109回第110回3回分の平均
岐阜薬科大学70.8%75.8%72.0%72.87%
静岡県立大学95.1%80.6%75.3%83.67%
名古屋市立大学81.7%82.0%78.8%80.83%
和歌山県立医科大学データなしデータなしデータなし(3回分そろわず)
山陽小野田市立山口東京理科大学データなし79.8%78.6%(3回分そろわず)

※ 参考値です。入学後に6年制課程の所属が決まる大学では、所属が決まった時点の人数が分母です。

出典:文部科学省「薬学部における修学状況等」(令和5〜7年度調査)

国公立の値は、私立の順位とは分けて、参考として見てください。私立を選ぶときの物差しは、あくまで私立56校の単純平均(54.34%)です。

この記事の数字の見方(対象・出典・注意点)

表の数字を正しく読むために、対象と注意点をまとめます。

対象と出典

  • ストレート合格率:文部科学省「薬学部における修学状況等」(令和5〜7年度調査)。2017〜2019年度に入学した人の、第108〜110回の3回分
  • 新卒合格率:厚生労働省「薬剤師国家試験 大学別合格者数」(第108回〜第110回)
  • 3回分の平均:文部科学省が公表した各回の合格率(%)を単純に平均し、小数第2位にそろえた値です。公表された%から、どなたでも検算できる方式にしています
  • 分母:入学者数です。入学後に6年制課程の所属が決まる大学では、所属が決まった時点の人数です。編入学者は含みません(文部科学省の注記による)

母集団(私立56校)から外した学部

次の6つは、私立の順位の母集団から外しています。

大学・学部理由
湘南医療大学データなし(第1期生の卒業前)
岐阜医療科学大学データなし(第1期生の卒業前)
国際医療福祉大学(福岡薬学部)データなし(第1期生の卒業前)
国際医療福祉大学(成田薬学部)データなし(第1期生の卒業前)
順天堂大学データなし(第1期生の卒業前)
姫路獨協大学募集停止(2025年度から)

姫路獨協大学は公表値がありますが、これから受験する人の選択肢に入らないため、順位の母集団から外しています。

※ 医療創生大学は、2026年度から薬学部の学生募集を停止していますが、過去に入学した学生のデータなので、対象に含めています。

「56校」の数え方

※ 徳島文理大学は、徳島と香川の2つの薬学部を別々に数えています。

国公立を参考値にしている理由

国立の一部の大学では、入学後に6年制課程の所属が決まり、分母の数え方が私立と少し違います。そのため、私立の順位には入れず、参考値として分けて示しています。

文部科学省の「全学部の3か年平均59.0%」との違い

文部科学省「6年制課程における大学別の修学状況等」(2025年11月4日)には、国公立を含む全学部の3か年平均として 59.0% が載っています。これは、全学部の人数を合計して計算した値です。

この記事の私立平均(54.34%)は、私立56校の値を単純に平均したものです(1校を1つの選択肢として同じ重みで扱う方式)。対象も集計方法も違うため、2つの値を並べて比べることはできません。

過去の実績であって、予測ではない

この記事の数字は、すべて過去に入学した人の実績です。これから入学する人の合格率を予測するものではありません。カリキュラムや入試の仕組みは変わることがあります。

よくある疑問

Q. 「ストレート」は、浪人せずに入学したという意味ですか?

いいえ。この記事でいうストレートは、入学してから6年で卒業し、その年の国家試験に合格したという意味です。浪人したかどうかは関係ありません。

Q. 新卒合格率が高ければ、安心してよいですか?

新卒合格率は、その年に国家試験を受けた人の結果です。入学してから受験するまでの道のりは入っていません。この記事の北里大学と54位の大学の例のように、新卒合格率が近くても、ストレート合格率は大きく違うことがあります。2つの数字をあわせて確かめてください。

Q. ストレート合格率が50%なら、残りの半分は薬剤師になれないのですか?

そうとは言えません。6年で合格しなかった人の中には、留年や休学のあとに卒業して、翌年以降に新卒として国家試験を受ける人も、卒業後に受け直して合格する人もいます。一方で、大学を離れた人もいます。何人があとから薬剤師になったかは、この数字からは分かりません。言えるのは、ストレート合格率が高いほど、6年で薬剤師になれる可能性が高い、という方向までです。

Q. なぜ大学によって、ここまで差があるのですか?

その理由は、公表データからは分かりません。文部科学省の資料から分かるのは、入学した人のうち、6年で卒業して合格した人の割合が大学ごとにどう違うか、という事実までです。

Q. 新しくできた薬学部は、どう見ればよいですか?

卒業生がまだいない学部には、ストレート合格率のデータがありません。この記事では「データなし(第1期生の卒業前)」として、順位の母集団から外しています。

Q. 数字は毎年変わりますか?

変わります。これまで、文部科学省はほぼ毎年、新しい入学年度の結果を公表してきました(公表の時期は年によって違います)。新しい結果が公表されたら、この記事の数字を更新します。最新の公表資料は、文部科学省のサイトでもご確認ください。

まとめ

  • 新卒合格率の分母は「その年に受験した人」、ストレート合格率の分母は「入学した人」です。受験する人が少なくなると新卒合格率は上がることがありますが、ストレート合格率は上がりません
  • 私立56校で、ストレート合格率の3回分の平均がもっとも高かったのは、北里大学の81.67%でした
  • 私立56校のうち22校は、ストレート合格率が50%に届いていません。私立56校の単純平均は54.34%です
  • 国公立は、私立の順位とは分けて参考値として見てください

大学を選ぶときは、新卒合格率だけでなく、ストレート合格率もあわせて確かめてください。気になる大学があれば、文部科学省「薬学部における修学状況等」で、その大学の値を見てみることをおすすめします。

そして、入学したから安心、ということはありません。上位の大学でも、6年で合格までたどり着けなかった人はいます。薬学部受験情報館としては、どの大学に入っても、入学してからの毎日の学習を積み重ねていくことが、6年後の国家試験につながる道だと考えています。入学はゴールではなく、スタートです。この記事が、そのスタートを切る前の準備に役立てばうれしいです。

動画でも解説しています

この記事の内容は、YouTubeの動画でも解説しています。上位5校の各回の値や、分布のグラフを動画で見たいかたは、こちらもどうぞ。

  • 動画:私立薬学部の約4割がストレート合格率50%未満|新卒合格率では見えない数字
  • URL:https://youtu.be/d4FGQH5UW1k
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公式データで薬学部を分析
薬学部受験情報館を運営しているシカラボです。 教育機関で10年以上、歯学部のデータを扱ってきました。 その方法で、入学者を分母にしたストレート合格率・退学率など、見落とされやすい指標を、厚生労働省・文部科学省・各大学公式サイトの一次資料から分析しています。
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